広島の新井貴浩監督(48)が25日、森下暢仁投手(27)を開幕投手に指名した。6年目で初の大役となり、3月28日の阪神戦(マツダ)のマウンドに立つ。

 指揮官はこの日、沖縄市で行われた春季キャンプ終了後に「開幕は森下」と明言。「中心になって引っ張ってみろよ、やってみろよという気持ちを込めて」と続けた。

 18番を背負う森下はルーキーイヤーの2020年に10勝3敗、防御率1・91をマークして新人王を獲得。だが、その後は20年のキャリアハイを上回ることができず、昨季は8月後半から6連敗を喫して10勝10敗に終わった。

「ここ数年、自分の思っているような数字が出せてないと思うんよね。もちろん、こちらから見てもあいつの持っているもの、力、素材を見たら、まだもの足りないと思う。今年見せてくれ、やってみろよという期待を込めて開幕投手にした」(新井監督)

 指揮官からこの日「開幕いくぞ、任せた」と伝えられた森下は「選んでもらえてうれしい気持ちとやらないといけないという気持ちです」とキッパリ。練習ではシート打撃に登板し、打者11人を相手に最速146キロながらキレのある投球を披露し、開幕戦へ調整を進めた。

 なお、新井監督はキャンプ中ずっと開幕投手に中継ぎの塹江敦哉投手(28)の名前を挙げていたが「すまん、気が変わった」とあっさりと撤回。塹江は「親招待しようと思ったのに」と肩を落としたとか。トホホ…