世界最大プロレス団体のWWE(米国)が、パートナーシップ契約を結んだ米TNAレスリングとの関係強化を加速させている。
WWEとTNAは1月16日に、複数年のパートナーシップ契約を締結したと発表。「番組内で前例のないクロスオーバーの機会を創出」としていたが、18日(日本時間19日)の第3ブランド・NXTに、TNA・X―ディビジョン王者ムースと、TNA世界タッグ王者のザ・ハーディーズ(マット&ジェフ・ハーディー)がサプライズ登場した。
来日経験も豊富なムースはNXT王者オバ・フェミと対峙。次週のNXTではレクシス・キングを相手に、X―ディビジョン王座の防衛戦を行うことが決定した。さらなる驚きは、マット&ジェフのハーディーズだ。動画で登場した兄弟タッグは、ノー・クォーター・キャッチ・クルー(タビオン・ハイツ&マイルズ・ボーン)からの挑戦表明を受諾。次週のNXTで何とWWE復帰を果たし、ハイツ&ボーンと戦うことになった。
ハーディー・ボーイズとして1990年代後半から2000年代前半のWWEマットで活躍。エッジ&クリスチャン(現米AEWのコープとクリスチャン・ケイジ)、ババレイ&ディーボンのダッドリー・ボーイズと壮絶な死闘を繰り広げた。破天荒兄弟はそれぞれシングルプレーヤーとしても活躍したが、ジェフは09年、マットは10年に退団。その後はTNAやROH、ジェフは新日本プロレスのリングにも上がり、17年には「デリート!(消去!)」人気でWWEにカムバックした。その後はAEWに移籍した上で、同団体を退団後はTNA所属となっていた。
WWEでCCO(最高コンテンツ責任者)を務めるトリプルHは、自身の「X」(旧ツイッター)に「25年以上にわたり、タッグチームレスリングの定義を変えてきた2人の男。ハーディー・ボーイズは世界中のファンを驚かせながら、業界の頂点に立ってきた(しばし、そこから飛び降りたけど…)。そして、来週のNXTでWWEのリングに戻ってくる」と投稿。自身も現役時代に激闘を繰り広げた、兄弟の復帰を歓迎した。
1日のPLE「ロイヤルランブル」のロイヤルランブルマッチには、TNAからTNA世界王者ジョー・ヘンドリーらが参戦。NXT所属選手もTNAに参戦しており、大物の復帰まで実現したことで、両団体のクロスオーバーはますます発展していきそうだ。












