アジアの先に見据えるのは…。全日本プロレスのアジアタッグ王者・安齊勇馬(25)が、ベルトを持つ意味と次なる標的を語った。

 ライジングHAYATO(25)とのコンビでベルトを持つ安齊は、24日の東京・エスフォルタアリーナ八王子大会で「アストロノーツ」の野村卓矢(31)と阿部史典(30)を迎えV3戦を行う。昨年10月から腰に巻いているベルトについて「シングルとはまた別の責任感がある」と、タッグ王座特有のやりがいを力説。さらにジュニア戦士や他団体選手との対戦も多くなるベルトの特殊性を挙げて「普段とは違う選手と戦う機会が増えるじゃないですか。だからこそ、自分の経験値的に得るものが多いんですよ」と語る。

 今回もまさにそんなマッチアップとなる。タッグとして実績十分な「アストロノーツ」の2人は「格闘探偵団」所属で、阿部はジュニア戦士だ。だからこそ、今回の王座戦も貴重な経験を得ることは確実だと見ており「この現状はとてもうれしいので、ずっと保持していきたいです。そしてどんどん、普段戦えないような相手と防衛戦ができれば」と拳を握った。

 もちろん、さらなる〝獲物〟も貪欲に狙っている。それが全日本のもう1つのタッグ王座である「世界タッグ」だ。安齊は「アジアタッグを持ったままHAYATOさんと世界タッグを巻きたいというのもあります。2つの王座の同時戴冠が明確な目標です」。大森隆男と高山善廣の「ノーフィアー」や三沢光晴&小川良成など歴史に名を残すタッグチームのみが実現できた偉業を目指し、王道の若きリーダーはまい進する。