【アリゾナ州グレンデール16日(日本時間17日)発】ドジャースの大谷翔平投手(30)は今キャンプ初のブルペン投球から一夜明け、軽めのメニューで調整した。壁当てを行うと投手陣が集まっているグラウンドに移動。山本由伸投手(26)、佐々木朗希投手(23)もいたため、初めて同じグラウンドに3人が集まった。コーチの話などですぐに解散した。
15日(同16日)は今キャンプ初のブルペンに入り、ノーワインドアップから14球。最速94マイル(約151キロ)をマークした。今後はブルペン投球で球数を増やし、ライブBPに登板予定。3月の開幕戦には間に合わないが、復帰時期は5月を見込んでいる。
大谷の投手復帰は今季のMLBの注目イベントの一つだが、心配されるのはマイナーで実戦登板せずにライブBPでメジャーのマウンドに上がる点だ。ロバーツ監督はマイナーでの調整登板を否定している。
最初の右ヒジ手術から復帰した2020年はコロナ禍で開幕が7月にずれ込み、対外試合もできなかった影響で紅白戦3試合で本番のマウンドへ。しかし、7月26日のアスレチックス戦は一死も取れずに3安打3四球で5失点。2試合目の8月2日のアストロズ戦は初回を三者凡退で終えたが2回に2者連続押し出しを含む5四球で2失点だった。翌日に右ヒジ付近の屈筋回内筋損傷で投手終了となった。
昨季終盤、守護神を務めたブレーク・トライネン投手(36)の答えは「大丈夫だと思うよ」と明快だ。「何人かの(マイナーリーグの)選手を招集して実戦形式の形になるんじゃないかな。ドジャー・スタジアムで投げる。そうすれば試合は打者として出られる」
ライブBPからのいきなり実戦はハードルが高いように思えるが、ベテラン右腕は「まあ、いずれはどこかでやらなきゃだしね。どのみち、どんな形であれギャップはあるよ。ライブBPからトリプルAの試合に行くとしても、それはジャンプでしょ? だったら、彼みたいな選手なら最初からメジャーで実戦をこなす方がいいと思う。彼の実力なら、メジャーの試合で投げる方が合理的だ」と強調した。
前回の復帰時は結果が出なかった。しかし、トライネンは「今の彼はもう違う選手だからね。チームごとに選手の復帰方法も違う。僕はドジャースのプロセスを信頼するよ」と断言。“エース”大谷の復帰を確信している。












