左股関節手術のため長期欠場することが確実となったエンゼルスのアンソニー・レンドン内野手(34)をめぐり、エンゼルスオーナーの大失態が16日(日本時間17日)に報じられた。米メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が「エンゼルスは三塁手のアンソニー・レンドンや他の選手に保険をかけていなかった」と伝えた。
その理由について「オーナーのアルテ・モレノが追加費用を負担することを望んでいないからだ」と指摘し、これによりエンゼルスは5000万ドル(約76億円)以上の損失を被る可能性があるとした。
レンドンはナショナルズ時代の2019年に打率3割1分9厘、34本塁打、126打点を挙げて打点王を獲得し球団史上初の世界一に貢献。同年オフにエンゼルスと7年総額2億4500万ドル(約355億円)のメガ契約を結んだ。
しかし、移籍後は故障の連続で試合出場が激減。昨季は57試合の出場で打率2割1分8厘、14打点、本塁打はゼロといずれも自己ワーストに終わった。今季は手術で全休、さらにはこのまま引退とも報じられており、多くのメディアから「MLB史上最悪の契約」と非難されている。
ローゼンタール記者の一報を取り上げた「ファンサイデッド」は「大谷翔平退団以来最悪のニュース」と続報。「アンソニー・レンドンとの契約はエンゼルスのオーナーであるアルテ・モレノのおかげで、私たちが思っていたよりもさらに悪いものになっている」と伝えた。
一方、「クラッチポインツ」は「それはモレノやロサンゼルスのファンにとって目新しいことではない。彼らはアンソニー・レンドンの災害が毎年展開され、約3億ドルが排水溝に流されるのを見てきた。2025年シーズンも例外ではないことが証明されている。今回はエンゼルスのオーナーの足元に巨額の請求書が支払われる」と皮肉った。
渋チンとして知られるモレノオーナーは昨年10月、3850万ドル(約57億円)に及ぶレンドンらの高額年俸がネックとなって23年オフに大谷翔平投手(30)と再契約できなかったことを告白。唯一無二のスーパースターを手放したチームは昨季、球団ワーストの99敗を喫した。チーム崩壊のすべての始まりはレンドンとの契約にあったのかもしれない。












