巨人・阿部慎之助監督(45)ら一軍首脳陣、選手らは14日に宮崎を離れ、15日から那覇市内で始まる2次キャンプに向けて沖縄入りした。ここまで1人の離脱者もなくキャンプ前半戦を終えたが、グラウンド外では予想外の〝プチ事件〟が発生していた――。
那覇空港に到着後、阿部監督は地元出身の大城卓とともに歓迎セレモニーに出席。集まった多くのファンから大きな歓声で迎え入れられ、花束を手に満面の笑みを浮かべた。
温暖な気候の中で表情も晴れやかに見えた指揮官だが、宮崎キャンプでは記録的な寒波の影響により例年にない寒さの中での練習を余儀なくされ、日々神経をとがらせてきた。それでも1人の離脱者も出すことなく、万全の状態で沖縄キャンプを迎えられたのは、チーム全体として何よりの収穫だろう。
だが、その裏側で宮崎キャンプ中に予想外のショッキングなアクシデントが発生し、チームにちょっとした〝影響〟を及ぼしていた。
あるチーム関係者は「裏方のスタッフが泊まるチーム宿舎は温泉が有名なホテルなんですが、キャンプ序盤に設備トラブルで突然使えなくなってしまったんです。大浴場はもちろん、併設されているサウナも立ち入り禁止になってしまった。そのスタッフたちはかなりショックを受けていましたね」と告白。これまで宮崎キャンプ中のルーティンワークとして楽しみにしていた温泉への入浴とサウナ入りが急きょ「NG」となってしまったことで、裏方スタッフたちは激しく落胆してしまっていたという。
「今年は異常な寒波もあってみんな体がこたえていたし、毎日が寒さとの闘い。大浴場が使えないと疲れを取るのにも一苦労ですから…」(前出関係者)
キャンプ中は通常の練習メニューこそ消化しないものの、寒空の下で選手を毎日支える裏方スタッフの体力消耗度も相当なレベルだ。各部屋には浴室が設けられていたことから〝風呂難民〟にはならずに済んだとはいえ、やはりそれだけでは物足りない。温泉とサウナを毎日の活力にしようと心がけていた「裏方さん」たちにとっては決して大げさな話ではなく、心身ともにとてつもないほどのダメージを負ってしまったようだ。
一方で、くだんの裏方スタッフからは「まだ自分たちが泊まっている方のホテルで良かった。仮に体が資本の選手たちが泊まっている宿舎で同じようなことが起こったら、コンディションに影響が出ることも考えられた」とし、ポジティブに捉える声もあった。
幸いにも2次キャンプ地の沖縄は宮崎と比較し、2月の平均気温が10度近く上昇する。寒さとの闘いは、ひとまず終結となりそうだ。












