阪神・村上頌樹投手が13日に春季沖縄キャンプ地の宜野座でブルペンに入り、約100球の熱投を披露。出身地・淡路島の同郷の先輩にも当たる近本を打席に立たせ、習得に努めているスライダーについて意見を求める一幕も見られた。

 2023年のMVP右腕は「一つでも相手打者に対する球種が増えれば、投球の幅も広がると思っている。近本さんのようないいバッターの意見を聞くことは近道にもなる。『いい感じ』と言ってもらえたので、そこは配球の中で生かしていきたい」と充実の一日に笑顔を見せた。

 自身の代名詞でもあるノビのある直球も戻ってきた。岡田オーナー付顧問を始め、ブルペンを視察した多くの球界関係者の口からは、背番号41の状態の良さを称賛する声が聞こえてくる。昨季は7勝11敗と黒星が先行したが、復肩の日は近い。

 この日はオフに何度も自主トレをともにしてきた師匠格の青柳晃洋投手が、米フィリーズのキャンプに合流するため離日。「きょう出発だったと今聞いてビックリしています(笑い)」とおどけながらも「ヤギさんはすごい球を投げると思うので米球界に行っても大丈夫。いい結果を待っています」とエールを送った。