〝韓国の至宝〟が岐路に立たされている。米メディア「ファンサイデッド」は8日(日本時間9日)、ブレーブスのキム・ハソン内野手(30)が14日(同15日)にフィラデルフィアで開催されるオールスター戦明けにもDFA(事実上の戦力外)になる可能性が高いと報じた。

 ハソンは昨オフ、ブレーブスからFAとなり、1年2000万ドル(約31億円)でブレーブスと再契約。パドレスに在籍した2022年にはアジア出身の内野手で初めてゴールドグラブ賞(ユーティリティー部門)を受賞しており、正遊撃手として期待されていた。

 しかしケガで開幕に間に合わず5月にようやくメジャー復帰もここまで27試合に出場して73打数5安打の打率0割6分8厘、0本塁打、3打点、OPS.239と大不振。それも安打はすべて単打で、4日(同5日)には右中指の炎症で今季2度目の負傷者リスト(IL)入りした。

 同メディアは「その(打撃)苦戦だけでも十分につらいのに、キムは再び負傷者リストに戻った。ブレーブスがショートストップをトレードで獲得できると仮定すると、キムを残す理由はない。たとえそれがかなわなくても、ホルヘ・マテオかジム・ジャービスのどちらか、あるいは両方をショートに起用した方がキムよりも良い。キムは打撃面で足手まといとなり、かつてのような守備力も失っている」と指摘。トレード期限前に戦力外となる公算が高いという。

 20年オフにKBOリーグのキウム・ヒーローズからポスティングシステムを利用してパドレスと4年2800万ドル(約44億6000万円)の契約を結んだ〝韓国の至宝〟。メジャー6年目にして最大のピンチを迎えている。