ソフトバンクは31日、2月1日から始まる春季キャンプに向けて宮崎入りした。昨年、世界一のチームになるため「Where」「Why」「How」の三つを掲げた小久保監督。2年目となる今年は、うまくいかない時に立ち返るための場所として、新たに3つのキーワードを選手たちに伝授した。

 1つ目に掲げたのは「Play happy」だ。「happy」と言っても単に「楽しむ」のではなく「愉」という字が用いられる。指揮官は「戦いの場に出られていること自体が幸せなこと。それが深い心の喜びや満足感につながっていく」とプロとしての気持ちのあり方を説いた。

 2つ目は「Give it your all」。「自分が出せるものすべてをその時に出しているかどうか」をひとつの振り返りの基準とした。

 最後は「Never settle」。「心技体すべてにおいて究極を追い求める」という意が込められている。「プロなら割り切って技術の追求。とにかくうまくいかないときは技術練習」と迷った時のベクトルの向け方を示した。

 昨年の3つのキーワードについても「年が変わったから終わるものでもない」と継続する構え。そこに新たな指針が加わった形だ。

 昨年は4年ぶりのパ・リーグ制覇を果たしたものの、DeNAに敗れ日本一とはならず。この日、約200人が集まった宮崎空港でのセレモニーでは「今年こそ最後の最後までハッピーエンドで終われるような、そういう一年にしたい」と熱のこもった声で語った。

 2月1日からついに幕を開ける春季キャンプ。この言葉を胸に刻んだ鷹ナインがどのような姿を見せてくれるだろうか。