英ウェールズの山で「ブロッケン現象」がカメラにとらえられた。まるでSF映画のような光景だ。英メディア「ウェールズ・オンライン」が先日、報じた。

 ブロッケン現象とは、霧の中に妖怪のような人影が映り、その周りに虹色の輪が現れる光学現象。かつてドイツのブロッケン山でよく見られたことから、ヨーロッパでは「ブロッケンの妖怪」と恐れられたという。完全に自然現象と解明されている。

 ウェールズの山岳地帯でブロッケン現象が発生し、撮影者を驚かせた。観光地管理組織「カンブリアン山脈イニシアチブCIC」のダフィッド・ウィン・モーガン氏が、この光景を写真に撮ることに成功し、同組織のX(旧ツイッター)に画像をアップした。

 モーガン氏は「日の出の時間に霧や靄、雲の上を安全に登り、背中に太陽の光を直接当てます。すると、目の前に、霧や雲の上に太陽によって作られた自分の影と、その周りを虹のような輪が囲んでいるのが見えるはずです。それがついに現れた時は驚きの感覚です。腕を動かして何が起こるか見てみましょう。ウェールズのカンブリア山脈でブロッケン現象を見つけるには最高の天気です」とコメントしている。