世界一有名な〝心霊写真〟「コティングリーの妖精写真」が日本時間29日午後6時、英国でオークションに出品される。英メディア「グリムズビー・ライブ」が先日、報じた。
約100年前に公開されセンセーションを巻き起こした写真が英国のオークションハウス「ジョン・テイラーズ」でオークションに出品される。
1917年、コティングリー村に住むいとこ同士のエルシー・ライトとフランシス・グリフィスが、エルシーの父親に借りたカメラで5枚の写真を撮影。そこには妖精たちの姿が写っていた。
この写真はシャーロック・ホームズシリーズの生みの親であるコナン・ドイルのもとに贈られ、ドイルが「偽造ではない、本物の写真である」と雑誌の記事で断定したため、後に「コティングリー妖精事件」と呼ばれる大騒動となった。結果、偽物と判明した。
今回、出品された写真は、フランシスの幼なじみメアリー・アンダーソンの息子デイビッド・ウィテカーさんのもの。
ウィテカーさんは「母は完全にショックを受けていました。母は友人の話を完全に信じ、その写真をとても誇りに思っていて、友人や興味のある人にいつでも喜んで見せていました。その写真のおかげで、母は生涯妖精の存在を信じていたのです」と話した。
ジョン・テイラーズの競売人、ジェームズ・ラベラック氏は「この話が当時大きな話題になったのは、心霊術や超常現象に興味を持っていたサー・アーサー・コナン・ドイルが関わって、妖精に関する雑誌記事の挿絵としてこの絵を使ったからです」と語った。
また、ラベラック氏は「これはほとんど悲劇です。メアリー・アンダーソンは10代から大人になってもずっと妖精の存在を信じていたのに、最終的に、この話の張本人である2人の少女のうちの1人が、これは作り話だったと告白したのです。彼女は妖精の存在を信じていたので、ひどく落ち込んでいました。私たちは、少女の1人と私たちの販売業者の母親が子供の頃に一緒に写っている写真も入手しており、これがこの話を裏付けるものであり、その点で非常にユニークなものとなっています」と述べた。
オークションを前に全英で関心はすでに高まっており、すでに多数の入札希望者が登録しているという。












