世界情勢の変化で株が乱高下する時代です。「ひと儲けした」と笑いが止まらない人もいれば、財産を使い果たし、家も土地も手放さざるを得なくなったというケースもあるようです。
株の世界でしばしばいわれる言葉があります。「相場の金とタコの糸は出し切るな」というもの。
「タコ」は凧揚げの「タコ」で、風に乗ってぐんぐん上っている時には、惜しみなく糸を出すべきです。ただし、調子に乗って糸を出し切ってしまうと、凧が風にあおられたり、あるいはコントロールが利かなくなって困ります。手元には余裕を残しておくのが上手な凧揚げの秘訣なのです。
株も同じで、有り金すべてを使っても「結果的に大儲け」となれば問題はありません、しかし「絶対」がないのが相場の世界です。
そこで、万が一、暴落した時でも、取り返すための軍資金を残しておくのが「戦略」です。リスク管理といってもいいでしょう。多少なりとも資金があれば、千載一遇のチャンスがきた時に一発大逆転の勝負に出ることも可能ですが、軍資金が底をついていたら、ただ指をくわえて眺めているしかありません。
ギャンブルにしても同様で、例えば競馬は1日に12レースが行われますが、メインレースは主に最終レースの前。つまり、その日のメインレースで負けてしまった人も、最終レースでの巻き返しが夢ではないというわけです。
もしもメインレースまでに有り金を全部突っ込んでいたら、帰りの足代さえなくなってしまうかもしれません。競馬場から最寄り駅まで、おけらで歩かないように、頭を冷やしてくださいね。












