【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑#661】今回取り上げるのは絶滅動物である。絶滅動物は実は、未確認動物の範疇に入るのだ。絶滅動物も一度、絶滅してしまえば、幻の生物である。そしてえてして、意外と野生動物は生き残っており、絶滅後も再び復活するということがあり得るのだ。
「ニホンアシカ」は、かつて日本中の沿岸部分に生息していたが、毛皮目的や脂採取目的の乱獲が広がり、絶滅してしまったとされている。生息地は、太平洋側では九州沿岸から北海道、カムチャツカ半島まで広く分布している。なお、日本海側では朝鮮半島から樺太が生息域であった。
江戸時代から大正時代にかけて非常に多くが捕らえられた。現在、剥製は世界中を探しても10頭くらいだといわれている。明治維新当時は、全国で3万頭から5万頭の個体が生息していたとみられる。
ちなみに、1975年、島根県の竹島で目撃されたのを最後に消息を断っている。
神代の時代から日本人には親しまれており、海幸彦と山幸彦の神話にあるように、豊玉姫は、ニホンアシカの皮を下に敷いて接待している。
また、ニホンアシカは、漁獲物を食い荒らすため、龍宮に対してアシカ退散のお札をお願いした。
一説に、韓国と領有権で揉めている竹島周辺では、今も若干数生息しているといわれている。
それだけでなく、他にも生息情報が報告されているのだ。先日NHKで放送された「ダーウィンが来た!」の中で、鹿児島県の下甑島で9年前に目撃されたアシカ情報から、その生存の可能性を指摘している。












