ビッグフットの死骸を発見したと主張するハンターが、その死骸が本物のビッグフットであることを示す科学的証拠が得られたと発表した。公開したDNA解析結果では、「一部は人間のDNA」であることが判明したとしている。米紙ニューヨーク・ポストが先日、報じた。
自らを「スネーク・ザ・ビッグフット・ハンター」と名乗るチャールズ・スチュアート氏は2024年、米ニューヨーク州アディロンダック山地で、身長約2・4メートル、体重約136キロのサスカッチの腐敗した死骸を発見したと主張。発見場所にちなんで「ダック」と名付けたその死骸を、2025年に開催された「グレート・ニューヨーク・ステート・フェア」で一般公開し、大きな話題となった。
スチュアート氏は今回、自身のウェブサイトで、コーネル大学にDNA鑑定を依頼した結果、ダックはネアンデルタール人と現生人類のハイブリッドであることが判明したと主張している。
スチュアート氏は「DNA検査を行った結果、この生物は58・5%がネアンデルタール人で、残り41・5%が人間であることが分かりました。われわれが発見したのはネアンデルタール人と人類のハイブリッドです。そして、何千年もの進化を経ても、ネアンデルタール人の系統は非常に攻撃的な性質を保ち続けているのです」と語った。
スチュアート氏が公開した報告書によると、DNAにはヨーロッパ系とアジア系ネアンデルタール人のDNAに加え、ネイティブ・アメリカン(先住民)の祖先系統も含まれているという。また、歯の鑑定も行われ、死亡時の年齢は10代後半から20代前半と推定されたとしている。
さらに同氏は、ニューヨーク州北部の人里離れた洞窟には今も複数のビッグフットが隠れ住み、腐肉をあさるスカベンジャー(腐肉食動物)のような生活を送っている可能性があるとも主張した。
しかし、懐疑派はこれらの主張に一斉に疑問を呈した。今年8月26日から9月7日まで開催されるグレート・ニューヨーク・ステート・フェアを前に、宣伝を狙ったものではないかとの見方も出ている。スチュアート氏はすでにダックの死骸を今年も無料公開すると告知している。
ビッグフット研究団体「ビッグフット・フィールド・リサーチャーズ・オーガニゼーション」の創設者、マシュー・マネーメーカー氏は以前からSNSでスチュアート氏の主張に疑問を呈してきた。
マネーメーカー氏は「彼は本物のビッグフットの遺骸など持っていない。ただの安っぽい偽物のビッグフットの死骸だ。でっち上げ屋であり、詐欺師だ」と批判している。
それでもスチュアート氏は批判を気にしていないといい、「批判を受けることは承知しています。それでも、この発見をできるだけ多くの人と共有したいのです」と語っている。なお、コーネル大学はニューヨーク・ポスト紙の取材に対し、コメントしていない。













