【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑#670】米国を中心に都市伝説として広がっている「フーデッド」と呼ばれている存在がいる。報告されているフーデッドは、子供の姿をしており、肌が白く、頭からパーカーのフードをかぶっている。目の色が真っ黒であったり、真っ白であったりする。不気味な子供だ。

 これは白目がなく真っ黒な目の怪人型UMA「ブラック・アイド・キッズ(黒い目の子供)」と関係があると推測されている。というのも、ブラック・アイド・キッズの中には、フードをかぶっている個体もあるからだが、今のところ正体は分からない。

 また、何かをかぶった3メートルの宇宙人「フラッドウッズ・モンスター」も仲間の一種であるという説もある。

 フーデッドは、家の中や車の中に入りたがり、食べ物や水を要求すると言われている。しかし、強引に中に入ってくることはない。あくまで、そこの主人の許可を得ないと入ってくることができない。このあたりからすると、吸血鬼の一種である可能性もある。

 日本でも笠をかぶっていたり、手拭いを頭に巻いている者を「まれびと」扱いする傾向がある。他界から来訪し、幸福をもたらす霊的な存在だ。

 それはもともと「蘇民将来」の伝説に由来する。北の海におられた武塔神が一夜の宿を蘇民将来に求めた時、笠と蓑を着けていた。以来、魔界の者は、笠をかぶっていたり、蓑を来ていたりすると言われている。