未確認生物というと「ネッシー」のような恐竜や古代生物の生き残りのような見た目のものや「ビッグフット」のような獣人を思い浮かべる人が多いかもしれない。

 しかし、中には非常に気持ち悪い外見や嫌いな人は卒倒ものの外見をしているとされるものも存在している。有名どころだと「モンゴリアン・デスワーム」や「ミニョコン」あたりが該当するだろうか。

 いずれも巨大なイモムシやミミズといった外見をしているとされているので、虫が苦手な人は可能なら出会いたくない未確認生物と言えるかもしれない。

 今回紹介するのもそんな〝気持ち悪い系〟の未確認生物「ムリロ」だ。外見を単刀直入に言うと超巨大なナメクジ。全身は黒く、体長は1・2メートル程度。他の未確認生物と比較すれば小さいかもしれないが、それでもナメクジと考えると相当な大きさとなる。

 実はモンゴリアン・デスワームやミニョコンもムリロと同じく、他の未確認生物と比較するとさほど大きい方ではない。というのも、いずれも軟体生物であるため、あまりに大きい体になると殻も甲羅も持たない生物は自重を支えるのが困難になるからだ。

 実際、巨大なナメクジは実在しているのだが、世界最大級のナメクジであるアッシー・グレイ・スラッグも約30センチ程度であるという。水を含むともう少し膨れることもあるそうだが、それでも1メートルに届こうというものはないとみていいようだ。

 そのためか、ムリロは巨体を維持するために基本的に水中に生息しているとされている。アフリカの高い気温や乾燥から逃れるためかもしれないが、普段は水の中に潜んでいて、時折姿を現すのだそうだ。

 そこで考えられたのが、ムリロの正体はナメクジではなくヒルだったのではないか、というものだ。どっちにしろ気持ち悪い生き物じゃないか、というツッコミもあるかもしれないが、ヒルは水中の生活に適応しており、前述のナメクジより巨大な個体も存在している。

 世界最大のヒル「ジャイアント・アマゾン・リーチ」はアマゾン川などに生息しており、50センチもの大きさまで成長するという。だとすると、ムリロも巨大に成長するヒルなのかもしれない。