米国防総省が「UFOファイル」を順次公開するなど、米国ではUFOディスクロージャー(情報公開)の流れが進んでいる。現在の情報公開の流れを築いた代表的人物の一人が、国防総省のUFO調査組織「AATIP(先端航空宇宙脅威識別プログラム)」の元上級責任者ルイス・エリゾンド氏だ。2009年から2017年まで、AATIPの責任者として「説明のつかない空中現象」を調査する極秘プロジェクトの指揮を執ったという。

 同氏が7日、ニュースポータルサイト「ニコニコニュース」の特別番組「UFO、地球外生命体の真実とは?渦中のルイス・エリゾンド日本初の本格インタビュー/トランプ米大統領のUFO情報開示にせまる」にリモート出演した。

 エリゾンド氏が日本のメディアに出演するとあって、「安全保障から考える未確認異常現象解明議員連盟(通称・UFO議連)」の浜田靖一会長が動画で「エリゾンドさんが安全保障の要職に従事されながら、長年にわたりUAPの問題の重要性を訴え続けられてきたことに敬意を表します。国防総省を退官された後、さまざまな圧力に屈することなく、真実を明らかにするために、先頭に立って情報開示の仕事を続けてこられたことに対して、勇気と行動力に感銘を受けております」とコメントを寄せた。

 特番では、UFO議連の浅川義治会長補佐、哲学者の菊地了氏、ニコニコの七尾功氏が聞き手となり、エリゾンド氏に切り込んだ。

 エリゾンド氏は「UAPは核技術にとても興味があるようです。スリーマイル島原子力発電所事故やチェルノブイリ原子力発電所事故では、事故の前後でUAPが目撃されています。実は私がAATIPで働いていた時、福島第一原発についても調べたんですが、事故の前後で多くのUAPが目撃されています」と明かした。

 浅川氏が「昨年7月26日に玄海原発敷地内上空に3つのUAPが目撃されたんです。何かの予兆なのでしょうか」と聞いた。

 エリゾンド氏は「UAPが核施設、原子力発電所、核兵器がある場所に出てくるのは確かです。UAPは常に見張っているのかもしれません。ただし、UAPが事故を予期することができるのかどうかについては、データがありません」と答えた。

 七尾氏が「ある国が核ミサイルのボタンを押しても、ミサイルが発射されなかったことが何回かあったそうです。そういう事実はあるのですか」と質問した。

 エリゾンド氏は「確かにUAPが核兵器に干渉したということは何回もあります。他にロシアが大陸間弾道ミサイルの発射実験をした時に、高速で飛んでいるミサイルの周りをUAPがグルグル回ってスキャンしたということもありました。私が国防総省にいた時、本物の動画がありました」と説明した。