巨人の3年目右腕・赤星優志投手(24)が25日の阪神戦(甲子園)で4回2失点で降板。試合は0―3で敗れ、赤星は今季0勝5敗となった。試合後に二軍降格が決まった右腕に、周囲はもどかしい思いを抱いている。

 前夜に戸郷が巨人投手として甲子園で沢村栄治以来、88年ぶりにノーヒットノーランを達成。歴史的快挙の勢いを背に赤星が先発したが、虎打線にやり返された。

 抜群の制球力と多彩な変化球を持つ赤星への首脳陣の評価は高いが、序盤の失点グセが抜けず、昨年の開幕4連敗を越える5連敗となってしまった。

 昨季はそこから3連勝を飾り、最終的に5勝5敗にまとめた。杉内投手チーフコーチは「(ボールは)悪くないんだけど…。勝負どころで、ちょっと甘く入る」と今季の右腕の課題を指摘した。 続けて同コーチは「制球はいい。四球を出さないけど、そこに投げようという意識が強すぎる。もっと気迫的なものが欲しい」と注文。制球を気にするあまり、ボールの勢いまで失っているという。

ベンチの阿部監督(中)と杉内投手コーチ
ベンチの阿部監督(中)と杉内投手コーチ

 阿部監督も「(赤星は)あんなもんだなと思って見ていた」とピシャリ。もちろん当人も課題は十分に分かっている。赤星は「なかなか自分でコントロールできない、投げたいところに投げられていないボールが多いので、それが良くないところ」とファームでの改善点を挙げた。