快挙の勢いをつなげられなかった。巨人は25日の阪神戦(甲子園)で打線が沈黙。0―3と今季7度目の零封負けを喫した。

 先発・赤星優志投手(24)が2回、木浪に先制適時二塁打を浴びると、4回には渡辺に1号ソロを献上。5回に代打を出され、4回61球で6安打2失点の内容で今季5敗目を喫した。右腕は「先発としての責任を果たせずに、悔しいです」と肩を落とした。2番手・井上も5回に森下に適時打を許し、失点を止められなかった。

 一方、巨人打線は虎先発ビーズリーの前に6回3安打無得点。投手陣を援護することはできなかった。

ベンチで渋い表情の巨人・阿部監督
ベンチで渋い表情の巨人・阿部監督

 前夜に戸郷が巨人の投手として甲子園では沢村栄治以来、88年ぶりとなるノーヒットノーランを達成したが、得点は1点のみ。この日も4安打無得点と打線の不振は深刻だ。

 右腕の快挙の勢いを継続できなかった阿部監督は試合後、先発・赤星の二軍降格を決断。「今日はもう相手のビーズリー投手に手こずりましたね。いいピッチングをされました」と完敗と認めた。

 右腕とは昨年も3度対戦し1点も奪えず。その上で「多分、今後も(ビーズリーが)投げてくると思うので、しっかり対策を練ってやりたいなと思います」とリベンジを誓うと、交流戦前最後となる26日の3戦目に向け「とにかく勝ち越せるように、全員でやりたいなと思います」と前を向いた。