元同僚に好投されてもチームにダメージなし!? 日本ハムは2日に行われた楽天との本拠地開幕戦(エスコン)に2―4で敗れ、勝率5割に逆戻りした。
相手先発は昨季まで自軍に在籍していた右腕のポンセ。初回と3回に無死一、二塁の好機をつくったものの、あと1本が出ず。結局、5回まで3安打、6三振を喫し、得点を挙げることはできなかった。右腕に移籍後初勝利を献上したとなれば、チームの雰囲気も悪化しそうなものだが、意外にも影響は皆無に等しいようだ。というのも、ポンセは日本ハム在籍時から高年俸の割に成績を残せなかったばかりか、素行面も問題視されていたからだ。
2022年8月のソフトバンク戦(札幌ドーム)でノーヒットノーランこそ達成したが〝そこがピーク〟と言われ、以降は低迷。昨季も開幕直後から7月まで左足の故障に悩まされ、10試合の登板でわずか4勝に終わった。さらに、昨春のキャンプではナインが練習中だったにもかかわらず、1人で球場に隣接するビーチで「日光浴」を敢行。その後、遊泳禁止のエリアで泳ぎ、一部首脳陣からカミナリを落とされる場面まであった。
そんな破天荒な助っ人だっただけに、あるフロントも「チームにいても輪を乱しかねないし、試合中のマウンドでも何か気に入らないことがあると周囲にイライラする場面が多い。あれで年俸1億8000万円ではウチのコストに見合わない」と失格の烙印を押し、オフに放出した経緯がある。だからこそ、たった1試合好投されても「別に」と気にも留めていないのが実情だという。
チームはこの日惜敗したとはいえ、開幕から無安打だった主砲・マルティネスが6回に今季初安打と初打点を記録。二塁でスタメン出場した石井も第1打席で初安打をマークするなど、選手個々の調子は上向きつつある。
新庄監督も試合後、敗戦で落ち込むどころか「まだ始まったばかり。(開幕から)4試合でしょ。コメントも出てこんわ」と笑みを浮かべ、球場を後にした。少しやられたぐらいではビクともしなさそうだ。













