西武が29日の開幕・楽天戦(楽天モバイル)を1―0でものにした。

 先発・今井達也投手が7回を散発2安打無失点、11奪三振の好投で初の開幕投手の仕事を果たせば、甲斐野―アブレイユという新方程式が無失点リレーで逃げ切り、外崎修汰内野手(31)が7回に挙げた虎の子の1点を守り切り、白熱したクロスゲームをものにした。

 明確な投高打低。今年の西武はこう勝っていくことを象徴するような勝利だった。

 7回、金子の二盗で広げた一死二塁のチャンスで値千金の左中間適時三塁打を放った外崎は「打った感じはよかった。外野が前に来ていたのは見えていたし(三塁まで)行けるかなと思って走った。今井はめちゃくちゃよかったですね。気迫を感じていたし、何とか勝ちをつけてあげたいと思っていたところ、いいところで打てました」と声を弾ませた。

「絶対に相手より早くマウンドを降りたくなかった。勝ってスタートを切りたかった」という今井の好投に報いる選手会長の一打だった。

 外崎は薄氷を踏む1―0の勝利に「もう少し早めに打てればよかった」とクリーンアップとして責任を感じつつも「(打線が)もうちょっと打って(点差が)開いた状態で勝っていきたいですけど、こういうゲームを取っていければ強くなっていけると思います」と今年の西武の試合展開を予見しているようだった。