ドジャース・大谷翔平投手(29)の元専属通訳だった水原一平氏(39)が違法賭博に関与した疑いで解雇された問題は、いまだ収まる気配を見せない。

 米連邦政府機関の1つであるIRS(日本の国税庁に相当する内国歳入庁)が水原氏の調査を開始するなど全容解明に向け動き出しているが、心配されるのが自らの〝分身〟を失った大谷の今後だ。

 大谷と水原氏の蜜月関係を間近で見てきた米メディアは「大谷のイメージは今後マイナスに転じる可能性がある」と予測。その根拠となっているのが、良くも悪くも水原氏が果たしてきた通訳の枠を超えたサポート能力の高さにあるという。

 ある西海岸メディアの1人は「エンゼルス時代の6年間に限らず、彼らの関係性は2013年の日本ハム時代から長い時間をかけて築かれてきたもの。オオタニの考えを深いところまで知り尽くし、その言葉に奥行きを持たせてきた彼の功績は大きい」と力説。さらに「二刀流ストーリーの中で大きな役割を果たしてきたことは否定できないし、彼が常に整備してきたチームメートや取材者との人間関係は簡単に後任に引き継げるものではない。投手陣に交ざってノックを受ける通訳は今後出てこないだろう」とまで力説した。

 その上で、その〝分身〟に裏切られた大谷について「今後、本当の意味で自立をしなければいけない。これまでグラウンド、私生活の多くの場面でイッペイに依存してきたツケが周囲の不満となって今出てきている。オオタニは今後、イッペイの力を借りることはもうできない。求められたタイミングでメディアの前に立たなければいけないし、自分の真意を伝えられず誤解される事にも向き合わなければいけないかもしれない」と語った。

 思わぬ形で自らの〝影〟を失ったMLBトッププレーヤー・大谷の一挙手一投足がこれまで以上に注目されている。