今の力を出し切った。フィギュアスケートの世界選手権最終日(23日=日本時間24日、カナダ・モントリオール)、男子フリーが行われ、鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は203・30点、合計309・65点で2位。今季自己ベストで銀メダルに輝いた。

 冒頭に4回転サルコーを着氷させると、続く4回転フリップも成功。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)でミスが出るも、フリーの得点は今季の自己ベストをマークした。記者会見では「SPもフリーもどちらも全力で最後まで滑り切ることができた。点数自体も納得のいくものだった」と振り返った。

 左足首の疲労骨折から本格復帰の今季を「ケガで1年間休んでいたので、ここまで技術を取り戻せると思わなかった」と回想。「一日一日の積み重ねで、しっかりと計画を立てていく上で、思ったより自信や技術を取り戻すのが早かった。今大会で優勝を目指したいと言えるほど、自信と技術を取り戻せた」と収穫を口にした。

 今大会はイリア・マリニン(米国)がフリーで227・79点を記録し、合計333・76点で優勝した。「すごく悔しい思いの方が強い。どう頑張っても金メダルには届かなかったと思う」と差を痛感した一方で「来季、ミラノ(・コルティナダンペッツォ五輪)までどう戦って行けばいいか、しっかりと計画を立てながら頑張りたい。もっとスケーティングやGOE(出来栄え点)を稼ぐプログラムをつくって、来季は1点でも2点でも追いつくのが目標」ときっぱり。世界の頂点へ、これからも鍛錬を重ねていく。