米国・AEWで、〝ザ・レスラー〟柴田勝頼(44)が、元IWGP世界ヘビー級王者のウィル・オスプレイ(30)とシングル激突することになった。

 昨年12月で新日本を退団し、AEWと正式契約。16日の「COLLISION」ではロープワークを一度も使わず、元WWE王者ブライアン・ダニエルソンと大熱闘を繰り広げた。惜敗したものの、世界中のプロレスファンから大絶賛され、〝ザ・レスラー〟は評価を高めていた。

 一方のオスプレイは、今年2月に新日本プロレスを離れてAEWに移籍すると、早くもエース格として大活躍。4月21日(日本時間22日)のPPV「DYNASTY」(ミズーリ州セントルイス)では、ブライアンとのドリームマッチが決まっている。20日(同21日)の「AEW DYNAMITE」(カナダ・トロント)のリングに上がると「『COLLISION』でのシバタの試合をみんなに研究してほしい。あれがプロレスだ」と柴田vsブライアンの名勝負を称賛。ブライアンを挑発した上で「カツヨリ・シバタ! ヒサシブリデスネ」と日本語で呼びかけた。

 さらに「7年前、俺は柴田と試合をしてボコボコにされた。でも、23歳のオレと30歳のオレは違うんだ。だから、来週の『DYNAMITE』でシバタ、このリングで会おう。ブライアンは家で見ていてくれ。俺の神髄を見せてやる!」と、柴田に一騎打ちを要求した。

 柴田とオスプレイは2017年2月の新日本・大阪大会で、柴田が持っていたブリティッシュヘビー級王座をかけて激突。柴田がスリーパーからPKを決めてベルトを守ったが、オスプレイはその再戦をしたいという。22年6月のAEWと新日本の合同興行でも、柴田は試合後に暴行を続けたオスプレイを制裁。遺恨が生まれていた。これにより、27日(同28日)の次回「DYNAMITE」(カナダ・ケベックシティー)でオスプレイvs柴田のシングルマッチが決定した。

 柴田も続く「AEW RAMPAGE」で、ケビン・マシューズを相手にシングル戦に臨んだ。ゴング当時にエルボー連打から串刺しドロップキック、人間風車の猛攻。観衆からは「シバタッ! シバタッ!」のチャントが上がった。マシューズのラリアートこそ浴びたものの、スリーパーホールドであっという間に逆転。最後はPKを叩き込んで圧勝してみせた。フィニッシュへの流れは7年前のオスプレイ戦と全く同じもの。すぐさまリングを下りた柴田にとって、オスプレイへのメッセージだったようだ。

 新日マットから7年の時を経て、AEWで実現する再戦に注目が集まる。