WWEの戸澤陽(38)は、祭典「レッスルマニア40」(4月6、7日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)出場に、あと一歩及ばなかった。
昨年10月からお調子者ユニット「アルファ・アカデミー」に加入。チャド・ゲイブル、オーティスのレスリング出身の実力派と、スーパーモデル風ルックスのマキシン・デュプリの4人で、存在感を示してきた。
18日(日本時間19日)のロウ(ノースカロライナ州ローリー)では、オーティスとのコンビでニュー・デイ(コフィ・キングストン&エグザビアー・ウッズ)と激突。このタッグ戦に勝てば「レッスルマニア40」で、統一WWEタッグ王座戦6パックラダーマッチ(現王者はフィン・ベイラー&ダミアン・プリースト)に出場できる。祭典とタッグベルトへの道がかかった大一番だ。
ニュー・デイは元タッグ王者の強敵だが、戸澤はウッズにビッグブーツを見舞って気合十分。コーナー上段からコフィに飛びついて、ウラカン・ラナで投げ飛ばした。さらに場外に落ちたニュー・デイの2人に、鮮やかなトぺ・スイシーダをぶっ放し、オーティスと両手でVサインを掲げた。
アンコ型巨漢のオーティスもパワー全開。ボディープレスはコフィにかわされたが、すかさず戸澤はコーナーから飛んでクロスボディーを決め、ソバットを浴びせてみせた。代わったウッズには反撃を許したが、コーナー上段に上がったウッズを雪崩式フランケンシュタイナーで吹っ飛ばし、ハルク・ホーガンばりにタンクトップを破り裂いた。
戸澤は気合を入れて、コーナー上段からセントーンだ。完璧に決まったが、コフィに3カウント寸前でカットに入られた。それでも戸澤は、エプロンのコフィにスピンキックを放って、突進をやめない。再びウラカン・ラナを狙うも、ウッズがこれをライガーボムで切り返した。強烈な一発で逆転を許した戸澤は、ウッズのダイビングエルボーで3カウントを奪われた。
惜しくも「レッスルマニア」出場はならなかったが、戸澤は大奮闘。勝ったウッズも真っ先に、倒れていた戸澤に握手を求め、健闘をたたえたほどだった。試合後のバックステージでは、オーティスが「俺と戸澤には、レッスルマニアのチャンスだった。負けたら負けたで、次が待っている。次は、多分どこか新しい場所だ。今回の敗戦に落ち込まず、違う試合で、違うチャンスを見つけよう。そう、新天地だ」と話した。
これを受け、戸澤は「明日の夜だ、サンキュー!」と言って去っていった。第3ブランド「NXT」に新天地を求めるということか? 戸澤の戦いはまだまだ終わらない。
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。














