元WWEスーパースターの「サーシャ・バンクス」で前IWGP女子王者のメルセデス・モネ(32)が、米「AEW」に加入した。

 13日(日本時間14日)の「BIG BUSINESS」(マサチューセッツ州ボストン)のオープニングに登場。「CEO! CEO!」の大チャントが起きる中、白とゴールドのゴージャスな衣装でリングに上がった。ド派手なサングラスを外すと、感極まった表情。マイクを握りファンに感謝を伝え「プロレスが私の人生を変え、人生を救ってくれた。エディ・ゲレロ(故人)のような男が、PPVのメインイベントを務め、革命を起こしたので、夢を追いかけるように導いてくれた」と、2005年11月に死去したレジェンドにも謝辞を述べた。

 その上で「AEWでは革命が世界規模で起きるかもしれない。リングに上がるのが待ちきれない」と表明。元STRONG女子王者のウィロー・ナイチンゲールとはやり残したことがあると言うが、正式にAEW入りを表明した。これを受け、AEWのトニー・カーン社長は、モネと正式に契約を結んだと発表した。

 さらにモネは、里歩を下したウィローがジュリア・ハートとスカイ・ブルーに襲われたところでウィローの救出に現れた。ジュリアを背中に担ぎ上げると、必殺技の「モネメーカー」で叩きつけて撃退。ウィローとともに両手を上げて、大歓声に応えた。

 モネはWWEで「サーシャ・バンクス」として最高峰王座を6度獲得すなど活躍。22年5月にタッグパートナーだったナオミとともに〝職場放棄〟騒動を起こし、出場停止処分となった。そのままWWEを退団して、23年1月4日の新日本・東京ドーム大会に登場。同年2月の米サンノゼ大会では、KAIRI(現WWEのカイリ・セイン)からIWGP女子王座を奪取した。

 同王座は4月にスターダム・横浜大会で岩谷麻優に奪われたが、5月に新日本・ロングビーチ大会では「初代STRONG女子王座決定トーナメント」に出場。決勝戦でウィローに敗退した上に、足首を負傷して長期欠場に入っていた。ナオミが今年1月にWWEに復帰したが、モネは対抗団体のAEWを選択した。

 インスタグラムのフォロワーが約638万人、X(旧ツイッター)が約255万人で、インフルエンサーとしても驚異的な発信力を持つ。今年に入ってウィル・オスプレイ、そしてオカダ・カズチカと立て続けに世界的スターを獲得してきたAEWは、モネの加入で攻勢を強めそうだ。