ロシア大統領選は15日から3日間の日程で行われ、18日中にも結果が判明する見込み。圧勝を期したプーチン大統領だが、抗議活動も起きるなどロシア国内ではプーチン体制に不満の声が上がっている。一方、欧州では大規模紛争の可能性やプーチン死亡説が流れている。
大統領選を巡っては反体制派により、投票ブースへの放火や火炎瓶の投げ込みが行われた。また、投票箱に緑色の液体が注ぎ込まれるケースもあった。海外メディアによると、2017年に反体制活動家の故アレクセイ・ナワリヌイ氏が緑色の液体を顔にかけられた事件へのオマージュだとされている。
不穏な空気がロシア国内に漂っているが、再選することでプーチン大統領の権力は盤石なものとなる。任期が6年のためプーチン大統領は2030年まで権力者として振る舞うことになる。統治者として君臨した期間が合計30年となり、かつての独裁者スターリンの29年を超える長期政権となる。
そんな中、英紙サンは17日までにスターリンのひ孫にあたるジェイコブ・ジュガシビリ氏が「プーチン大統領はすでに死亡している可能性が高い」と主張していると伝えた。
ジュガシビリ氏はプーチン大統領の過去の写真や、振る舞いに違和感があると強調した。「プーチン大統領の代わりにクレムリンで権力を掌握した、無名で選挙で選ばれていない人物たちがプーチン大統領役の俳優たちを操っている」と、影武者説を唱えているのだ。
ウクライナの諜報機関もプーチン大統領には3人の影武者がいると主張している。
実はすでにプーチン大統領本人が影武者説に答えていた。昨年12月にプーチン大統領と学生が作った〝AIプーチン〟が対談。AIプーチンが「影武者が多いというのは本当か」と質問し、プーチン大統領が「あなたも私のようになり、私の声で話せることはわかった。でも、私一人だけがそうするべきだ」と返答していた。
さらに、AIプーチンのことを「初めての分身だ」と表現して影武者の存在を否定するなど、関係者がヒヤリとする一幕もあった。
反体制派の存在だけでなく、影武者説にスターリンのひ孫が参戦するカオスな状況。プーチン大統領再選後の6年間は安泰かどうか。











