鷹党の皆さま、お待たせしました――。ソフトバンクの絶対的主砲・柳田悠岐外野手(35)が14日、巨人とのオープン戦(ペイペイ)で貫禄十分の今春第1号アーチを放った。
初回無死一、二塁で迎えた第1打席。オープン戦21打席目に飛び出した待望の一発だった。相手先発は、巨人の開幕投手に指名されている戸郷。2球目の143キロ真っすぐを強振すると、打球速度182キロを計測した痛烈な打球が右翼席中段に突き刺さった。「芯に当たったんで、いい音がしました」と、完璧な先制3ランに満足そうな表情を浮かべ「戸郷選手からホームランを打ったのが初めてだったんで、素直にうれしかった」と好投手からの一発を喜んだ。
順調な調整を続けている。オープン戦は20打数6安打の打率3割、6打点。ここまでの状態を「50%くらい」と語った上で「キレもだんだん良くなっている。あと少しですが、自分を追い込んで開幕したい」と、自覚たっぷりに3・29大阪でのオープニングゲームに照準を合わせている。
今季から打線に山川、ウォーカーという「右の長距離砲」2枚が加わった。マークが分散される効果もあり、本塁打量産に期待がかかる。ここまで対外試合を含めアーチはなかったが、本人はどこ吹く風だった。「本番で出れば最高なんで。今ゼロで、本番でたくさん出ればいい」とニヤリ。ギータ節には、プロ14年目の余裕とコンディションの良さがうかがえた。
頼もしい新戦力の山川、ウォーカーがともにオープン戦で2発ずつをマーク。「すごいなって思いながら見てますよ」。重量打線が引っ張る2024年型のホークスの野球。個人としても、チームとしても柳田は手応えを感じ取っている。












