3月いっぱいで女子プロレス「スターダム」を退団することが確実なジュリア(30)が、最後のケジメをつける。
10日の後楽園大会では、保持する新日本プロレスのSTRONG女子王座V10戦でメキシコCMLLのステファニー・バッケルに敗れ王座から陥落。大会後、取材に応じ「まだベルトがここ(腰)にある気がするんだよ。でも、このベルトと出合って学ぶことの方が多かったし、新しい夢もできたから本当に出合えて良かった。しっかりSTRONGチャンピオンのジュリアが歴史に刻まれているのであればいいのかなって。でも、悔しい。バッケルには必ずやり返す。また一つ、やることが増えちゃったな」と気丈に振る舞った。
虎の子のベルトを失ったものの、他にもやるべきことができた。王座戦後のリング上では極悪軍団「大江戸隊」に襲撃され、刀羅ナツコから「お前、退団するんだろ? ベルトも落としたし、もう用なしだな。さっさとうせろよ」と厄介払いされた。
すると中野たむに救出され、最後の一騎打ちを要求される展開に。これを受諾したジュリアは「(退団の)ニュースが出てから、みんなジュリアに振り回されてるなって思うよね。特に刀羅ナツコとかさ」とニヤリ。まるで自身を取り巻く喧騒を楽しんでいるかのようだ。
髪切りマッチなど、何度も激闘を繰り広げてきた中野には、昨年4月にワールド王座を奪われた遺恨もある。「いつも心のどこかに中野たむがいるんだよな。あのタイミングで(救出に)来るのもずるい。それも含めてアイツらしくて、あざといなって、ムカつきもする…」と眉間にしわを寄せつつも「前回負けてるし、一つのケジメとしてやるべきことだなって思ってるよ」と決意を込めた。
所属としての時間は残りわずかだが、貪欲なお騒がせ女は「まあ、やり残したことだらけだよ。それは自分がスターダムに来た時もそうだった。でも、止まってるヒマはないし、プロレスラー・ジュリアはまだまだ続く。これが最後だなんて思ってないからこれからも目を離すなよ!」。最後の最後までスターダムマットをかき回す。













