ハリウッドスターのドウェイン・ジョンソンことザ・ロック(51)が、WWEの祭典「レッスルマニア40」初日(4月6日=日本時間7日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)で、8年ぶりに試合復帰することが正式に決まった。

 ロック様は、祭典でWWEユニバーサル王者ローマン・レインズとの〝世紀の一戦〟を画策したが、ロイヤル・ランブル覇者の〝アメリカン・ナイトメア〟コーディ・ローデスがファンの支持を受け、祭典メインでレインズとの王座戦が決定。コーディ憎しのロック様は悪の道に走り、同じ一族出身のレインズ率いる「ザ・ブラッドライン」に加入し、コーデイ&世界ヘビー級王者セス・ロリンズとの〝史上最大のタッグマッチ〟をぶち上げていた。

 しかも条件が加わり、ロック&レインズが初日のタッグ戦に勝てば、祭典2日目(4月7日=日本時間8日)のレインズ vs コーディ戦では何でもありルールが適用され、ロック様らが王座戦に介入OKという何とも理不尽なもの。8日(同9日)のスマックダウン(テキサス州ダラス)でロック様は、コーディ&ロリンズに返答を聞くため、〝稲妻〟を背にド派手にリングに上がった。

 ロック様はレインズの求めに応じて、がっちり握手からハグ。レインズは「俺らを認めろ!」と決めゼリフで観衆をあおった。そこにスーツ姿のコーデイと、黒装束の世界王者ロリンズが観客席の通路を下りて登場。ロック&レインズとコーディ&ロリンズが、ついにリングで対峙した。

対戦するコーディ・ローデス(右)とセス・ロリンズ(©AbemaTV, Inc.)
対戦するコーディ・ローデス(右)とセス・ロリンズ(©AbemaTV, Inc.)

 コーディが「何でロックが条件を決めるんだ?」と疑問を投げかけると、ロック様は「黙れ、クソガキ!」と一喝。初日のタッグ戦でコーディ&ロリンズが勝てば、王座戦にブラッドラインが介入しないことも断言したが、ロリンズも「黙ってろ!」と切り返して「受けて立ってやる!」と、ムチャクチャな条件をのんでみせた。

 ロリンズは祭典2日目に宿敵ドリュー・マッキンタイアとの世界王座戦が決まっており、不利な展開になる。ロック様はコーディに「もうおしまいだぜ」と告げると、コーディが勝てないように、ロリンズが王座を失うように全力を尽くすと断言。さらに「俺様は取締役であり、貴様らのボスだ」と言ってのけ、祭典でもWWEの親会社「TKO」の取締役として権力を行使すると宣言した。

 さらに「コーディは3人きょうだいの末っ子だよな。姉ちゃんは(NFL)ダラス・カウボーイズのチアリーダー、兄ちゃん(元ゴールダストで現AEWのダスティン・ローデス)は将来の殿堂入り選手だ。貴様は兄貴より20歳くらい年下だが、それは親父(故ダスティ・ローデス)の〝過ち〟だったからだな」と、コーディとその家族をこき下ろした。さすがのコーディもキレて、ロック様の顔面を平手打ち。1か月前の会見の仕返しをしてみせた。

 これにより、CCOのトリプルHは、祭典初日にロック&レインズ vs コーディ&ロリンズを「史上最大のタッグマッチ」として正式発表。ロックの試合出場は2016年4月の「レッスルマニア32」のエリック・ローワン戦以来、8年ぶりとなる。この際はロックボトム一発で秒殺しているが…。51歳となった〝ピープルズ・チャンピオン〟が世界のトップ3相手にどんなファイトを見せるか、大きな注目が集まる。

 この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。