世界最大プロレス団体の米「WWE」が6日に、元女子レスラーの〝女帝〟ことブル中野(56)が2024年の名誉殿堂「ホール・オブ・フェイム」入りしたと発表して、プロレス界から喜びの声が上がっている。

 日本人レスラーとしては10年の故アントニオ猪木さん、15年の藤波辰爾、20年の獣神サンダー・ライガー、23年のグレート・ムタに続く5人目の選出。日本人女子では初の快挙となった。髪をビジュアル系ロック風に染めてヌンチャクを振り回す極悪ファイターは、全日本女子プロレスのみならず、米WWF(現WWE)でもアランドラ・ブレイズ(メデューサ)らと激闘を展開した。

 快挙を受け、ブルは自身のインスタグラムを更新し、「2024年の、WWEの殿堂入りが決まりました。日本人女子レスラーの初の受賞を光栄に思います。ありがとうございます」と喜びのコメントをポストした。

 現WWE女子タッグ王者の〝海賊王女〟カイリ・セインは自身のX(旧ツイッター)に、ブルとの2ショットをアップし「新人時代の私を救ってくれた恩人」のハッシュタグとともに「ご受賞、誠におめでとうございます 心よりお祝い申し上げます」と祝福した。ノアの丸藤正道も、自身のXにブルとの2ショット写真を上げ「ブル中野さんWWE殿堂入り。日本女子初だって! 凄いなぁ おめでとうございます」と歓喜した。

 SNS上でも、世界中のWWEユニバース(ファン)から「おめでとう。あなたは殿堂入りに価する」「彼女とアランドラ・ブレイズの試合は私が子供の頃に初めて見た女子の試合だった。当然のことだ」「幸いなことにブルは引退したが、彼女が対戦相手に与えるダメージは自動車事故のようなもの」「ブル中野のスタイルは今のどんなトレンドより激しい」などと〝世界の女帝〟をたたえていた。