体操男子で東京五輪2冠の橋本大輝(22=順大)が〝レジェンド〟と二人三脚で五輪2連覇を目指す。
日本体操協会は4日、都内で2023年の年間表彰式を開き、橋本が最優秀選手賞を受賞。昨秋の世界選手権(ベルギー)で個人総合、鉄棒、団体総合の3冠を達成した日本のエースは「最優秀選手として自覚を持って、自分の演技に磨きをかけたい」とさらなる活躍を誓った。
男子体操界では、個人総合で五輪2連覇を果たした内村航平氏(35)が、昨年5月に日本代表の強化コーチに就任。橋本も「小さいころからの憧れで、航平さんを見て五輪で金メダルを取るという目標を持った。航平さんが経験してきたことは、誰も経験していないことだと思うので、コーチとしてすごく信頼している。困った時にアドバイスをしてくれるので、とても頼もしい」と絶大な信頼を置いている。
その〝師弟コンビ〟について、体操関係者は「内村君は心に秘めたまま、やっていくタイプだった。橋本君は目標を口にしながら、自分の尻をたたいていけるタイプ」と証言する。内村氏が口数の少ない職人気質なら、橋本は自ら発した言葉で己を奮い立たせる有言実行型といったところか。日本体操界が世界に誇る新旧エースは、対照的な性格のようだ。
東京五輪の団体戦で、日本は2位。パリ五輪でレジェンドに肩を並べる個人総合2連覇と、団体での雪辱に期待がかかる橋本は「(五輪で)金メダルを獲得するために、(演技で)守りに入るのではなく、挑戦者として攻めていくことが大切。個人と団体で金メダルを目指したい」。最強タッグで世界の頂点をつかみにいく。










