阪神・岡田彰布監督(66)が大卒4年目捕手・栄枝のリードを酷評した。2日の日本ハム戦(札幌ドーム)は2―3で競り負け、これでオープン戦は開幕4連敗。勝敗が大きな意味を持つ時期ではないが、試合後の指揮官のイラ立ちは3番手として登板した高卒2年目右腕・茨木を、うまくリードできなかった背番号39に向けられた。

 6回からマウンドに上がった茨木は、まずはスタメン捕手の坂本とバッテリーを組み、ストレート主体の配球で空振り三振、二ゴロ、見逃し三振の三者凡退。直球は自己最速の150キロを記録。「良かったよ。アレって思ったよ。6回は良かったよ」と指揮官も評価する上々の投球内容だった。

 問題は捕手が坂本から栄枝に交代した7回の投球だ。先頭・浅間に中前打で出塁を許すと、ここから3つの四死球を出す大荒れの内容に。満塁のピンチを招いたが、日本ハムの拙攻にも助けられ何とか無失点でしのいだ。

 岡田監督はこのシーンを「キャッチャーが代わったらあんだけ変わるっていうことや。見てたら分かるやんか、配球を。なあ、何回言うてもアカンわなあ。ピッチャーが壊れてしまうもんなあ。変化球ばかりが続いて? それで真っすぐをヒットやろ」と栄枝の変化球中心のリードに問題があったと指摘。「キャッチャー代わってどうかなあ…と思いながら見とったんやけど」と失望感を隠そうとしなかった。

 阪神は現在、坂本と並ぶもう一人の看板捕手・梅野が右肩の肉離れで戦線を離脱中。〝第3の捕手〟である栄枝が一日も早く独り立ちしてくれないと、ペナントレースの計算も危うくなる。期待をかける選手だからこそ、岡田監督は厳しい言葉を並べた。