新日本プロレスのIWGPジュニアヘビー級王者・SHO(34)が、IWGP世界ヘビー級王者の内藤哲也(41)に予想通りの理不尽要求だ。6日大田区大会での王者対決に際し、内藤は負けたらベルト返上も辞さない覚悟を示している。これに対しSHOは即返上と「NEW JAPAN CUP(NJC)」(大田区で開幕)の中止を求めると、4月6日両国国技館大会の〝拷問ジャック〟を予告した。

 SHOは2月23日札幌大会でエル・デスペラードを撃破しIWGPジュニア初戴冠。「ようやく最強レスラーのところに最強の証しが収まったなって。今までが狂ってただけで、これで世界が正常化されたってことやろ」と勝ち誇った。ベルトは翌日の大会でYOHに盗まれたままだが「レスラーとして、いやそれ以前の問題よ。人間として最低。そんなヤツとチームを組んでいるレスラーも人間性が終わってるなと。とことんキツイ拷問を与えてやるわ」と、自分のことを棚に上げて断罪した。

 内藤との王者対決では、SHOのIWGP世界王座挑戦要求が実らず、ノンタイトル戦として行われることが正式発表された。これを受け内藤は「負けたら返上でもいい」と覚悟を示し、SHOが勝利した場合は両国大会でNJC覇者との新王者決定戦を提案している。

「逃げた」「腰抜け」といったたぐいのクレームを先に封じられた格好のSHOだが、そうは問屋が卸さない。「だったらお前はどうせ俺に負けるんだから今すぐ返上して、大田区を新王者決定戦にしろって。それが一番手っ取り早いやろ」と、理不尽かつ強引な言い分で王座戦への変更を再要求。「悠長なことばっかり言ってねえで少しは焦れって。そんなにスローに生きていいのは沖縄のクソ田舎もんだけじゃ。トランキーロ? 日本語が不自由だからって覚えたてのスペイン語で教養のなさをごまかすんじゃねえ」とイチャモンをつけた。

 いずれにせよ内藤に勝利した場合は、両国大会でNJC覇者との対戦が浮上する。するとSHOは「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」からEVIL、成田蓮、高橋裕二郎の3人がエントリーしている同トーナメントにまで難癖。「やる意味あるか? あんなに実力差があるクソトーナメント表、初めて見たぞ? 3人の争いになるのがやる前から見えてるし、もう中止でええやろ。両国では俺たちで4WAYやってやるよ」と、大田区で開幕するNJCの中止までぶち上げた。

 出場選手全員がH.O.TのIWGP世界王座4WAY戦が実現してしまったら、見る者にとって文字通り拷問だが…。さまざまな思惑が交錯する大田区の王者対決は、大荒れ必至だ。