新日本プロレス23日札幌大会で行われたIWGPジュニアヘビー級選手権は、挑戦者のSHO(34)がエル・デスペラードを撃破し、第95代王者に輝いた。

「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の反則三昧が衝撃の決着をもたらした。SHOがヌメロ・ドス(変型マフラーホールド)に捕獲されて窮地に陥ると、場内が暗転。金丸義信がデスペラードに闇討ちを仕掛けて形勢逆転に成功した。

 王者サイドに田口隆祐が助太刀に訪れ再び1対1となっても、SHOは近的攻撃にイス攻撃とやりたい放題だ。さらに場外でイス攻撃を狙ったが、今度は逆に急所攻撃からイス攻撃を浴びてしまう。因果応報だ。

 場外で大ダメージを負ったSHOを尻目に、デスペラードはリングに戻ろうとする。ところが何とここで、金丸の闇討ちの際にリング下に忍び込んでいた成田蓮が姿を現し、スリーパーホールドで王者を絞殺。カウント20以内にリングに生還したSHOが、後味の悪すぎるリングアウト勝ちを収めてみせた。

場外でデスペラード(右)を絞める成田
場外でデスペラード(右)を絞める成田

 文字通り手段を選ばずIWGPジュニア初戴冠を果たしたSHOは「デスぺ、ざまあみろや、オラ! これが今までのジュニアの雑魚どもと、この俺の格の違いや、コノヤロー。余裕よ、こんなもん」としてやったりの表情。この結果を受け、旗揚げ記念日(3月6日、大田区)ではSHOがIWGP世界ヘビー級王者との王者対決に臨むことに。同王座を巡っては24日札幌大会で現王者・内藤哲也が前王者のSANADAとV1戦を行う。

 SHOは「デスぺがやろうとしてた予選会、明日やってやるよ。今年の(1月4日東京)ドームのメインでやった2人が、俺に挑むために戦うんやぞ。他の奴らとは格が違うんよ」と不敵な笑みを浮かべながら控室へ。札幌の大ブーイングとともに、極悪王者が誕生してしまった。