3月20日、21日に韓国・ソウルで行われるドジャース―パドレスのMLB開幕戦(高尺スカイドーム)で〝因縁対決〟が現実味を帯びてきた。ドジャース・大谷翔平(29)は27日(日本時間28日)にホワイトソックスとのオープン戦でデビューが決定し、50打席程度をこなして開幕戦に合わせていく。
対戦するパドレスで虎視眈々とソウルデビューを狙っているのが、ポスティングで新入団した高佑錫投手(コ・ウソク=25)だ。韓国最強ストッパーは同じく新入団の松井裕樹、元阪神のスアレスらと守護神争いをしているが、最有力のスアレスが24日(同25日)のブルワーズ戦で1イニング持たずに3安打3失点(1本塁打)と乱れ、25日(同26日)には順調だった松井がカブス戦の登板を背中の張りを訴えて急きょ回避。よもやの出遅れを強いられた。
そんな中でコ・ウソクは練習試合を経て順調に来ており、28日(同29日)のホワイトソックスとのオープン戦で初登板する見通しとなった。韓国メディア「スポーツ朝鮮」は「日本最強が負傷してコ・ウソクにチャンスが来る。仲間たちの不幸を幸せと思うのは難しいが、冷静な競争の世界。こうなるとコ・ウソクの価値がさらに上がるしかない」とこれ以上ない追い風と見ている。
守護神として韓国凱旋となれば大谷との対決に注目が集まる。コ・ウソクは昨年のWBCの参戦前に「大谷には投げるところがないので、痛くないところに当てようか」などと発言して物議を醸し、揚げ句に本番直前のオリックスとの強化試合で首を痛めてわずか12球で降板。大谷との対戦どころではなく、帰国後も治療が長引いてリーグ戦に出遅れるなど、踏んだり蹴ったりの苦い経験をしている。あれから1年。メジャーリーガーとなって大谷と仕切り直しの対決を実現させ、無念を晴らしたいところだ。












