〝中田効果〟で名古屋が早くも大盛り上がりだ。中日応援番組「サンデードラゴンズ」(CBC、毎週日曜午後0時54分~)は11日の平均世帯視聴率が6・8%、18日が6・0%と2週連続で6%台を記録した(ビデオリサーチ調べ、名古屋地区)。

 昨年6%超えを記録したのは2回しかなかっただけに、2月半ばで早くも前年に並んだ。次回放送で6%オーバーが3週連続となれば〝松坂フィーバー〟のあった2018年以来6年ぶりとなることから、CBC関係者は「今年のドラゴンズへの期待は相当高まっているのではないでしょうか」とみている。新加入の中田翔内野手(34)への期待やエース・大野雄大投手(34)の復活、根尾昂投手(23)の成長などキャンプでは明るい話題が多いとあって名古屋人のボルテージも高まっているようだ。

  もっとも球団サイドは高まる周囲の期待とは裏腹にあくまで冷静だ。キャンプは順調に進んでいるが「去年も3月初めに(侍ジャパンに)勝ったときは〝いけるかも〟と思ったが、シーズンではああいう結果になってしまった。だからやることをしっかりとやるだけです」(球団幹部)と謙虚に受け止めている。

 中日は昨年3月3日に行われた侍ジャパンとの壮行試合に7―2で勝利。WBC1次ラウンドから決勝まで7戦全勝の侍ジャパンに勝利したのはドラゴンズだけとあって、当時のSNSでは「中日優勝」「中日ドラゴンズ世界一」などのワードがトレンド入りした。しかしながら侍ジャパンとの壮行試合で戸郷(巨人)、宮城(オリックス)から2試合連続アーチを放った助っ人のアキーノが、シーズンに入るとわずか1本塁打に終わった苦い思い出もある。

 勝負の世界は結果が全て。それだけに開幕前から一喜一憂せず、巻き返しに向けた準備を粛々と行うつもりだ。