先駆者の生きざまとは――。ブレイキンの全日本選手権最終日(18日、東京・NHKホール)、男子でパリ五輪代表に内定している半井重幸(21=ダンサー名・SHIGEKIX)は、準決勝で敗れるも3位決定戦を制して表彰台を死守。「悔しい気持ちが一番だが、挑戦して得られたものはあった」と前向きに振り返った。
パリ五輪イヤーの今大会は多くの観客がSHIGEKIXのダンスに注目。ブレイキンの認知度は着実に向上しているが「パリで盛り上がりが終わることは望んでない」と永続的な発展を目指している。「ブレイキンに触れた人の人生や生活がこれまでよりも気持ち的な部分で豊かになるきっかけづくりをできたら。そんな存在になれたらというのが自分の活動におけるパーパス(目的)なので」との思いから、メディア出演などを通じてブレイキンの魅力を発信し続けている。
そんなSHIGEKIXの行動力には、日本ダンススポーツ連盟の石川勝之本部長(42=ダンサー名・KATSU ONE)も「彼が本当に日本のブレイキンの先駆けで良かったなと個人的には思っている。いろんな人のことを考えて言葉を発する能力がすごく高い。受け答えもしっかりしていて、いろんな人のことを思いながら答えているのがすごい」と絶賛している。
真夏の祭典までは残り約5か月。ブレイキンのさらなる普及に向けて、第一人者は精力的に活動していく。












