日本ダンススポーツ連盟の石川勝之本部長(ダンサー名・KATSU ONE)は、ブレイキン界のさらなる発展に意欲を示している。

 残り半年を切ったパリ五輪で初採用が決まったブレイキンだが、2028年ロサンゼルス五輪は無念の落選。12日に都内で行われた全日本選手権(17~18日、東京・NHKホール)に向けた会見では「この状況を意外と前向きに受け止めている。この期間はブレイキンが新たな道を切り開く起点となることを信じている」との見解を語った。
 
 その上で「いきなりパリ五輪に決まってしまって、動揺した部分もあり、いろいろ立ち上げの中で難しい部分がたくさんあったが、そういったことも見直す一つのいい機会かなと思っている」。今後は32年ブリスベン五輪での再採用を目指していく方針だという。

 選手たちにも悲観する様子はない。女子の半井彩弥(ダンサー名・AYANE)は「ロスでもあったらいいなという思いはあったが、じゃあパリを盛り上げてやろうじゃないけど、選手として参加するしない関係なく、ブレイキンをより盛り上げるきっかけになれたら」と述べ、男子の半井重幸(ダンサー名・SHIGEKIX)は「業界としては可能性を広げるきっかけになっているなと思うし、五輪に戻ってくるのかどうかはわからないところもあるけど、少なくとも一度五輪競技になったということはすこぐ価値のあるもの」と思いを口にした。

 パリ五輪はあくまでスタートライン。競技普及へ、これからも努力を続けていく構えだ。