今季から先発に転向するソフトバンクのリバン・モイネロ投手(28)に「闘魂」が宿りつつある。

 宮崎春季キャンプで18日に初のブルペン入りを果たし、首脳陣が見守る中で直球に変化球を織り交ぜて80球を投じた。「1年目は10勝。今はしっかり投げることが目標」と2桁勝利を見据える左腕だが、謎の行動も見せていた。

 前日17日午前の全体練習には頭に「闘魂」と記されたハチマキを巻いて登場。どんな経緯でそんなことになったのか…。モイネロは「(宿泊している)ホテルでファンの方からいただいた」と明かし「最初は何が書いてあるか分からなかったけど、調べたら面白い、いい言葉だなと思って着けました。日本語で『トウコン』と言います。ファイティングスピリッツ」と笑顔を見せた。

 自ら意味を調べるあたり、すっかりお気に入りの様子だが「闘魂」といえば、やはり故アントニオ猪木さんなくして語れない。それについても「広報担当に教えていただいた」とズバリ。早速、球団公式X(旧ツイッター)で「元気があれば何でもできる。1、2、3、ダ~!」と流ちょうな日本語で披露しているほどだ。

 来日8年目での先発転向に本人は「中継ぎで毎日投げるよりも、逆に腕の負担も減ると思うので、そういった意識もあって先発をやりたいなと思っていました」と前向きに語った。小久保監督の〝肝いり策〟がハマるかどうかは、カリビアンの闘魂にかかっているのかもしれない。