悪の妙技を味わえ! ハリウッドスターのドウェイン・ジョンソンことザ・ロック(51)が、WWEユニバーサル王者ローマン・レインズ(38)率いる「ザ・ブラッドライン」に正式加入。〝アメリカン・ナイトメア〟コーディ・ローデス潰しを宣言した。

 WWEの祭典「レッスルマニア40」(4月6、7日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)に向けた8日の会見では、レインズとロック様が結託して祭典での王座戦を勝手に発表した。だが、最高峰王座挑戦権を持つコーディはレインズに挑戦表明。祭典メインでレインズvsコーディのWWEユニバーサル王座戦が決定すると、世界ヘビー級王者セス・ロリンズがコーディの援軍に名乗り。ロック&レインズと対決ムードが高まっている。

 16日(日本時間17日)のスマックダウンではレインズがジミー・ウーソ、ソロ・シコア、代理人ポール・ヘイマンを引き連れてリングイン。大ブーイングの中で「今夜は歴史的な夜、WWE史上最高の夜だ」とマイクで訴えると、観衆から「コーディ!」チャントが起きた。絶対王者は構わず「全てを台なしにした男、コーディの問題を今夜解決する。ザ・ロックがブラッドラインのメンバーだと言える最初の夜だ」と不敵な笑みだ。

ローマン・レインズ(右から2人目)らと結束したザ・ロック(©AbemaTV, Inc.)
ローマン・レインズ(右から2人目)らと結束したザ・ロック(©AbemaTV, Inc.)

 正式にブラッドラインの一員となったロック様は、サングラスをかけて「ヴェルサーチ」のド派手なベストを羽織って登場。ムッキムキの肉体でマイクを握り、この日のスマックダウンの観衆動員がユタ州の記録を更新したと伝え「ロック様がこれまで見たこともないような、トレーラーパークのゴミどもが集まったという記録だ」と観衆をディスった。

 さらに観衆を挑発しながら「ついにロック様がソルトレークシティーに戻ってきたぞ!」と決めゼリフをぶっ放すと、観衆は「ロッキー!」「ロッキー!」の大チャントだ。意外な声援にも悪の道をひた走るロックは、「ロック様とレインズ、レッスルマニア史上最大のメイン戦を、お前らはトイレに流したんだ」などと、レインズ戦をコーディに奪われたのはファンのせいだと主張した。

 コーディは昨年の祭典でブラッドラインの介入もあってレインズに敗れており「物語を終わらせる」と絶対王者へ雪辱を期している。これにロック様は11日のNFL優勝決定戦「スーパーボウル」でチーフスに敗れた49ersも、地元のNBAユタ・ジャズも「男らしく負けを受け止め前に進んだ」と指摘。その上で「現実の世界は甘くないんだから、お前らが望んだからと言って次のチャンスは巡ってこない。お前らは甘やかされ、権利を与えられ、泣き虫のクソガキだからわからないんだ」と立て板に水のマイクで観衆を挑発した。
 
 さらにコーディに対して「ロック様はお前が本当の負け犬としてレッスルマニアから退場するよう、全力を尽くす。お前の物語は終わったばかりだ。俺たちの物語は始まったばかりだ」ときっぱり。コーディの王座奪取をどんな手を使ってでも阻止すると断言すると「ブラッドラインの妙技を味わえ!」と決めてみせた。

 貫禄たっぷりに〝マイクの妙技〟を披露したロック様が「レッスルマニアへの道」のど真ん中に躍り出た。

 この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。