競泳女子の成田実生(17=金町SC)が、復活への足がかりをつかんだ。
コナミオープン初日(17日、東京アクアティクスセンター)の400メートル個人メドレーに出場した成田は、決勝を1位でフィニッシュするも、背泳ぎでのゴールタッチ違反をとられ、失格となった。成田は「まさか(という感じ)。失格をしてしまったのはすごいショック。自分ではあまり覚えていない」と悔しさをにじませた。
それでも、タイムは4分36秒68で、自己ベストの4分36秒71を上回った。「久しぶりに36秒台を出すことができて、タイム的には自信になった。KKカップ(北島康介杯)の後から、自分の苦手な持久力を高める練習に挑戦してきて、やってきたことは出すことができた」と手応えを口にした。
成田の武器は〝修正力〟だ。1月の北島康介杯では、これまでのレーススタイルを一変。前半から攻めの泳ぎを見せるも、5位に終わった。そこからの復活に、競泳関係者は「課題ができても、そこを潰すことができる。頭のいい選手」と絶賛だ。もちろん伸びしろもたっぷり。「まだ体も細いが、これだけのタイムが出せる。体ができてきたら、さらに強くなる」と期待を込めた。
3月にはパリ五輪の選考会が控えている。失格が五輪選考会の舞台ではなかったのは、不幸中の幸いだ。成田は今後に向けて「選考会はすごい接戦になると思う。確実に代表権をとって、自己ベストの更新や優勝も目指す。最後まで自分を信じて頑張りたい」と力を込めた。苦戦が続く日本競泳界に新風を吹き込めるか。











