「Z世代」にまたもや衝撃だ――。巨人・阿部慎之助監督(44)がヤングGへ〝珍指令〟を送っている。

 16日から那覇で始まる2次キャンプに向け、阿部監督は15日に沖縄入り。その足で平和祈念公園を訪れて献花し「野球ができることは当たり前のことではないということを胸に刻み、明日からの那覇キャンプを有意義な時間にしていきたい」と決意を新たにした。

 1次キャンプ地の宮崎では充実した日々を送ってきた。ナインが順調に調整を続ける一方で、指揮官の胸には意外な「願い」も秘められていた。それはキャンプ中の休養日やその前夜の過ごし方についてだ。以前、阿部監督が休養日明けに若手選手たちから〝ヒアリング〟したところ…。

「今の若い選手たちはオフやオフ前の夜に何をしてると思う? 若手選手に『昨日は何をしてたの?』と聞いたんだけど。そうしたら『男3人でカラオケ行ってきました!』って。『採点したら90何点出ました!』って…。高校生じゃないんだからさ。俺はかわいそうに思えちゃったよ…(笑い)」(阿部監督)

 かつてのプロ野球選手と言えば、キャンプ中のオフに街へ繰り出し、豪華な食事や酒を楽しみながら「飲めや歌えや」のどんちゃん騒ぎをして息抜きすることが一つのスタンダード。ひと晩で数百万円を使うこともザラだったが、「Z世代」の庶民的な過ごし方にはジェネレーションギャップを隠せなかったようだ。

 もっとも、阿部監督も若手の趣味を否定しているわけではない。カラオケに興じること自体が問題なのではなく、指摘したのは「プロ野球選手」としての意識の持ち方。指揮官は「プロ野球選手は夢を与える仕事」と常々口にしており、ゴルフやそれ相応の場所での会食など、プロとして〝社交的な大人の遊び方〟も覚えてほしいという考えのようだ。そんな「親心」が伝わる日は訪れるのか。