「ゴジラの5日間」が終わった。巨人の宮崎春季キャンプで臨時コーチを務めていた松井秀喜氏(49)が14日の指導最終日を終え、チームを離脱。ファンからも連日熱狂的な声援を送られていた松井臨時コーチだったが、そんな〝ゴジラフィーバー〟の裏には、陰でサポートしていた「新兵器」の存在もあった。

 松井コーチを一目見ようと、キャンプ地には連日ファンが集結。球場の正面入り口にはサインなどを求めた熱心なファンが常に数十人待機し、松井コーチの出入りを待っていた。

 そんな群衆を整理するべく、松井コーチの合流とともに球場に導入された「新兵器」が「ゴジラ信号機」だ。その正体は球場の正面玄関に設置されたカメラ付きのマシンで、車の出入りがある際に「車が出ます」と自動的にアナウンス。松井コーチ目当てに集まったファンと関係者の移動車両が接触しないよう注意喚起を促す便利なマシンとなっている。

球場正面入り口に設置された「ゴジラ信号機」
球場正面入り口に設置された「ゴジラ信号機」

 実際に「ゴジラ信号機」によって車両の接近がアナウンスされると、ファンは率先して導線を空けたりするなど、現場の交通整理に大きく貢献。ある警備スタッフも「自分たちが声掛けしなくてもお客さんたちが動いてくれて助かります」と語っていた。

 熱狂的な〝ゴジラフィーバー〟の中でも現場に大きな混乱もなく済んだのは、この秘密兵器の存在が大きかったのかもしれない。