競泳女子の今井月(23=バローHD)は〝不完全燃焼〟に終わった3年前の悔しさを晴らす覚悟だ。
15歳で2016年リオデジャネイロ五輪の200メートル個人メドレーで出場すると、17年世界選手権では同種目で5位入賞。自国開催の21年東京五輪での活躍が期待されたが、選考会で無念の落選。「こんなんじゃ(東京五輪に)行けないだろうなと、心のどこかであきらめていた部分があった。早く終わっちゃえばいいのになとか、そういう気持ちでレースをしていた。周りにレースを見られるのすごい恥ずかしかった」と当時を振り返る。
それでも、東京五輪後に練習拠点を東京ドームに移すと、復調の気配が漂ってきた。23年世界選手権は200メートル平泳ぎで代表に選出。「五輪に行きたい」との思いで現役を続ける中で、夢舞台への切符が現実味を帯びてきた。「まずは五輪に復帰というか、しっかり自分がもう1回(代表)入って、リオがたまたまじゃないというのを自分で証明したい」と闘志を燃やしている。
パリ五輪を懸けた選考会までは残り約1か月となった。13日に都内で行われた強化合宿では「リオの時みたいな感じで、すごく行きたいという思いが強い。順調にやれていると思うので、あとは本番でどれだけ発揮できるか」と充実の表情。完全復活に向けて、手応えをつかんだようだ。












