バスケットボール女子のパリ五輪世界最終予選最終戦(11日、ハンガリー)で、日本がカナダに勝利したことで五輪出場が決定したスペイン代表の歓喜ぶりが話題となっている。
世界ランク9位の日本は同5位の強豪・カナダを86―82で撃破し、通算2勝1敗のグループ1位で3大会連続の五輪出場を決めた。同じグループのスペインはこの試合後にハンガリー戦を控えていたが、日本の勝利により戦わずして五輪出場が決定。スペインメディア「アス」は、スペイン代表がロッカールームで日本代表を応援し「狂ったように祝福した」と報道した。
同メディアはカナダ戦について「試合は、今回の五輪予選のMVPである山本麻衣を偉大なヒロインとして、決戦を優位に進めた」と3点シュートを何度も決めた山本麻衣(トヨタ自動車)の活躍を称賛。
「山本という名前は、スペイン代表のロッカールームで何度も出た。スペイン代表は携帯電話を手に、日本戦の試合終了を辛抱強く待っていた。そして開催国(ハンガリー)と対戦することなく、今夏のフランス行きの切符を手にした。試合終了のホーンが鳴ると、スペイン人たちは叫び、抱き合った。ミッションは達成された」と報じた。
ケラルト・カサスは「私たちはロッカールームで狂ったように祝った」と当時の様子を語った。一方で30分後にハンガリー戦を残していたとあって、4度目の五輪出場となるベテランのアルバ・トーレンスは「自分たちが予選を突破したことを知り、自分たちが求めていた結果を手に入れたことを喜び、同時に、そのことを一旦横に置いて、自分たちのベストを尽くして試合に臨まなければならなかった」と気持ちを入れ替えたことを明かした。
言葉通り、スペインはハンガリー戦に73―72の大接戦を制し勝利。悲喜こもごも、なんとも白熱した五輪予選となった。











