女子プロレス「スターダム」の極悪ユニット「大江戸隊」もリーダー・刀羅ナツコ(33)が、STRONG女子王者・ジュリア(29)への挑戦をもぎ取った。

 11日の静岡・ふじさんめっせ大会でスターライト・キッド、琉悪夏と組み、ジュリア&鈴季すず&星来芽依と激突。試合が始まると激しい場外乱闘を勃発させ、会場は大混乱に陥った。リングに戻ると、星来の顔面に水を噴射。セコンドも介入、しやりたい放題に暴れまくった。

 10分過ぎ、ようやくジュリアと対峙した刀羅は串刺しラリアートを連打し、クロスボディーアタックで吹き飛ばす。さらに得意のキャノンボールを決め、一気に流れを引き寄せる。

 だが、コーナーに登ったところでジュリアにつかまり、雪崩式ブレーンバスターで投げ飛ばされるとピンチに。その直後、ジュリアのイタリアンフックを食らい戦意喪失したかのように思えた刀羅だったが、ジュリアのドロップキックをレフェリーにぶつけると形勢逆転。セコンドの渡辺桃がバットでジュリアを殴りつけ動きを止め、最後は刀羅がスワントーンボムを決めて3カウントを奪った。

 4日の大阪大会で渡辺桃とのコンビでレディ・C&天咲光由に快勝を収めた刀羅は、試合後のバックステージでジュリアへ挑戦を表明していた。だが、翌日5日にスターダムは多数の所属選手・スタッフに対する引き抜き行為があったという理由で、エグゼクティブプロデューサーを務めたロッシー小川氏を2月4日付で契約解除を発表。騒動に巻き込まれ、刀羅の挑戦表明は放置されていた。

 王者から直接勝利した刀羅はマイクを持ち「最近うちの団体はよくねえ話ばっかり盛り上がるな! ごたごたあるうちに私が挑戦表明したんだよ。私がやるって言ったからやるの決定!」と無理やり17日の東京・後楽園ホール大会で王座戦の実施を取り決めた。本部席で見ていた岡田太郎社長の同意も受けると「明日から前哨戦になるけど。アリベデルチ、また明日」と王者に言い放ち、リング上から見降ろした。

 最後に刀羅は「おい、今スターダムってとんでもねえくらい治安悪いんだけど、ここから全部話題をかっさらっていくのは、ウチら大江戸隊だ。お前ら、震えて眠れ」と宣言し大会を締めた。