激震に見舞われている女子プロレス「スターダム」で、元ワールド王者の朱里(35)が騒動の〝沈静化〟を訴えた。

 団体は選手、スタッフへの引き抜き行為があったことを理由に、2月4日付でエグゼクティブプロデューサーを務めていたロッシー小川氏(66)との契約を解除。小川氏は引き抜き行為を否定しつつも、新団体設立を考えていることを認めた。

 しかもスターダムの岡田太郎社長が「何名かの選手から退団の意向表明や、『退団するか悩んでいる』という相談を受けたことがあります」と明かしたことで、ファンの間ではさまざまな臆測を呼んでいる。

 この事態に朱里は「誰が残るとか抜けるとかが話題になっていますけど、私たち選手のやることは変わりません。まずはリングを見てほしい。それに、みんなスターダムで切磋琢磨した仲間であることに変わりはないので、みんなを応援してほしい」と呼びかけた。

 仲間と決別することになっても、気持ちに変わりはない。それは小川氏に対しても同じだ。「ロッシーさんに出会えたからこそスターダムで輝くことができた。自分にとって大切で大きな存在なので、これからもロッシーさんへの気持ちは変わらないです」。朱里は2020年11月にスターダム所属となり、22年度の「プロレス大賞」女子プロ大賞を初受賞した。

「いろいろあるけど、これを乗り越えたら、みんなまた成長できると思う」と訴える朱里の目は、前だけを向いている。