陸上女子の田中希実(24=ニューバランス)は〝己超え〟にも満足していない。
4日に米・ボストンで行われた世界室内ツアー・ゴールドの1500メートルでは、4分8秒46の室内日本新記録をマークして9位。前年に樹立した自身の記録を1秒44を上回った。レース後には「今回はとりあえず自分の今の力を知りたかった。足が詰まってきたときに集団の前に出ようとしたことで、自分の現在位置を決めないことはできたけど、それでラストが上がらなかったのは課題だと思う」と冷静に振り返った。
1月にはケニアでマラソンを主戦場にする選手たちとトレーニングを積んだ。「ハードワークでは自分個人だと30分以内に収まるけど、ケニアではマラソン選手のハードワークに合わせて1時間追い込み続けるというようなきついものが多く、頻度も2日に1回とかで高かった」というが、まだ発展途上の段階。「練習をつなげるというよりも、キツさに対しての体の動かし方しか生かせなかったと思う」と反省点を口にした。
全てはパリ五輪を見据えた上でのプランニング。約半年後の大一番に向けては「今後5月とかに米国に来て転戦していくと思う。五輪に行くまでのところで戦えるイメージをつくれるシーズンインが海外の転戦でできたらいいなと思っている」とさらなる高みを見据えた。












