2024年の野球殿堂入り通知式が18日、東京都内の野球殿堂博物館で行われ、プレーヤー表彰でプロ野球記録の3021試合に出場した谷繁元信氏(53)が黒田博樹氏(48)とともに選出された。
谷繁氏は「〝まさか、自分が…〟という思いが駆け巡っております。今までの私の人生に携わってくださった方々、そして耐え抜いたこの体に感謝したいと思います」と殿堂入りの喜びを語った。
その谷繁については、本紙評論家の大友進氏(49)が祝福の言葉を寄せた。大友氏は2005年に西武から中日にトレード移籍した際に「谷繁さんには立浪さんと一緒にしょっちゅう食事に連れて行ってもらい、気にかけてもらった」と今でもその心遣いに感謝している。
現役時代に谷繁氏は14年間、中日でプレー。4度のリーグ優勝と1度の日本一を成し遂げ、当時の落合監督率いる〝オレ竜政権〟を支えた扇の要について大友氏は「一緒にプレーした中で一番凄さを感じたキャッチャー。リード、肩の強さ、捕ってから投げるまでの速さ、どれをとってもナンバー1だった」と振り返る。
谷繁氏の凄さを日常的に感じていたのは「自分のリードに絶対的な自信を持っていたこと」と同氏は語り「年上の山本昌さんだろうが、年下で実績のある岩瀬、(川上)憲伸にもリードに関しては厳しく接しながら、それでいて後輩に慕われていた。絶対的な扇の要という存在感があった。背中で引っ張る立浪さんに対して、谷繁さんは常に言葉で投手陣を引っ張っていた」という。
新参者の大友氏に対してもチーム内で孤立しないよう、キャンプから食事に誘って「早くチームに慣れるようフォローをすごくしてくれてありがたかった」(同氏)という。
「勝負に対して常に厳しい姿勢があり人に対しての気遣いもできる方なので、どこかでもう一度、監督をやってほしい」と大友氏は谷繁氏の現場復帰を誰よりも強く願っている。












